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洗濯機のCMと洗濯洗剤のCMとジェンダーロール

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乾燥機のプロモーションコメンタリービデオに、人気バンドであるAlexandrosのメンバーが起用されたり、洗濯洗剤のCMに人気俳優の松坂桃李、菅田将暉、賀来賢人、間宮祥太朗、杉野遥亮という男性陣が「洗濯洗剤に関して一家言あるメンバー」として登場しています。

これは、旧世代のジェンダーロールと切り離す訴求であり、「女性だから洗濯を頼みました」という視点から波及する炎上を避けた対策とも考えられます。コインランドリーの利用者を観測した時には、洗濯という行為は男性も女性も日々当たり前のこととして行っています。
しかし実際、家庭の中では「女だから頼む」が、多いことが考えられます。男の子と女の子の兄弟姉妹がいるとして、洗濯を手伝ってくれる場合、女の子の方から「衣類に干渉されたくない」などの理由があるとしたら、家事の均等割振りはなかなか難しいかもしれません。

一人暮らしを始めると、朝起きて歯をみがいて、風呂に入って眠るその間に、料理や洗濯を自分で行うようになります。その時のためにも、「自分の洗濯は自分でやってみる」という体験を推奨したいです。
親と暮らしているうちに、自分の食事を作り後片付けも一通り体験している子どもでも、自分の洗濯を自分でやってみた子どもはマイノリティーのようです。1回洗濯機を回すカウントで、家族分洗ったほうがコスパが良いからでしょう。あまりにも汚れている上履きを「自分でやりなさい!」と親にキレられて洗ったことはありますか?

コインランドリーを使って衣類の洗濯、シューズの洗濯、毛布の洗濯などを「初めての洗濯」として、「初めてのお使い」のようにイベント化してみると達成感が高いかもしれません(但し、安全な環境に限る)。洗濯は、衣類をきれいにするだけでなく、心をリフレッシュする効果もあると言われています。洗濯をきっかけに、新しい家事に挑戦する機会が増えれば、家族でコミュニケーションをとったり、より豊かな生活を送ることができるのではないでしょうか。

さて、コインランドリーの看板も、エプロンをしたママのようなキャラクターはとても少ないです。これは前述したように、コインランドリーにとっては初期の段階から「洗濯は女性がやるもの」というジェンダーバイアスが無い、老若男女みんな洗濯をするのが当然だからです。
キャラクターは動物が多く、白のイメージからウザギ、しろくま、スワン、洗うアライグマ、ふわふわのヒツジ、鼻からしゃぼんのゾウなどが見られます。
他業種では人気のある犬や猫がコインランドリーのキャラクターになりにくいのは、「犬猫のペット用の汚れ物を洗って良い」と勘違いする人が多いから、あえて避けられています。

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