先日、お盆中に実家へ帰省した時のお話し。
実家の最寄駅から徒歩20分程度の道のりをトコトコ歩いている途中、以前から知っているコインランドリーの前を通りました。
すると、驚いたことに3人くらいのお客さんが利用中、しかもみんな洗濯が終わるのを店内で待っていたんです。
なぜ驚いたかというと、1年ほど前にそのコインランドリーの前を毎日通っていたときは、ランドリーを利用中のお客さんが店内で待っている姿を見たことがなかったからです。
なぜだ?しかも3人も?お盆中だから?とはてなでいっぱいになりましたが、気になり外から観察してみたところ、1年前にはなかったような?と思うものが店内にはありました。
それは”大きなテーブル”と”イス”です。
そう、みんな大きなテーブルを囲むかたちでイスに座り、洗濯が終わるのを待っていたんです。
もともとそのコインランドリーは店内が広めで、洗濯機や乾燥機も台数があり地元では大きめのコインランドリーだと把握していたのですが、目の前を自転車で通りすぎるときはいつもお客さんが入っていない、という状況でした。
利用者はいても、店内で洗濯を待つ方は少なかったのでしょうか。
ところが、店内の中央にテーブルとイスを設置したことで、利用者は携帯をいじりながら、本を読みながら店内でゆっくり待つことができるようになっていたんです。
家から徒歩15分ほどの距離にランドリーがあった場合、二往復するにはやや面倒くさい距離。
「あそこのランドリーはイスがあって待てるから」という理由で利用する方も少なくないと思います。
「洗い終わった洗濯物を盗られてしまうのが心配で離れたくないがイスがない」
「座る場所がなくても洗濯だけの30分くらいならしゃがんで携帯をいじる」
などの声もあるようです。
もしかしたら、ちょっとした内装の見直しが利用者さんを増やすきっかけに繋がるのかもしれません。