2月12日(木)~14日(土)、東京ビッグサイトで開催された「第10回 国際コインランドリーEXPO 2026」に行ってきました。
今回は自動車周辺の事業サービスであるインターナショナルオートアフターマーケットと同時開催ということもあり、会場ではコインランドリー系の会社が展開する洗車場の解説セミナーも行われていました。
コインランドリー店アワードの授賞式も観ることが出来ました。
数年前は、写真映えする、SNSで集客できる、カフェ併設でオシャレ、という切り口がトピックになっていた印象がありますが、今回は違った方向性でした。
大賞受賞されていた店舗様は、東京都の「ランドリープレス板橋大山店」様。
街角のクリーニング店併設のコインランドリーで、高齢者にはスタッフが声を掛けて手伝うこと等を店舗の五箇条として掲げているとのこと。「洗濯物が重い」「肩が上がらない」「機械の使い方が最初はわからない」——そんな不安を抱える高齢者をスタッフが自然にサポートすることを明示。
そのコンセプトが実績となり、地域の人たちから信頼され、人が集まる場として認知が広がる様子が伝わってきました。
また、地域の子育ての支援としても活用してもらえるよう、使わなくなった子ども服の回収リサイクルなどの企画も行われていました。長い人生の中で多くの時間を過ごす布団!布団洗いの健康的な有用性など、店主様の言葉にはクリーニング識者としての矜持がにじみ出ており胸を打たれました。
その他の受賞店舗も、長くコインランドリー業界に携わっている企業様が、若い世代の意見を取り入れて展開した大型店や、逆に狭小地でも、オーナー様の自己表現が光る唯一性のあるコインランドリーなど、多様な魅力ある店舗が紹介されていました。
関わる人たちの出店の熱い思いや、街に対してどんな存在でありたいかを明確に思い描いている、ライフステージとしてのコインランドリー紹介に溢れた授賞式でした。
オーナー店舗とチェーン店、有人店舗と無人店舗では、付加価値の付け方に同じアプローチができない場面も多いですが、高齢者へのフォローやご近所へのアプローチといった視点は、どんな業態でも忘れてはいけないと考えさせられる時間でした。
